芸能発表会

 上島町では、毎年11月に各地区で文化祭が行われます。文化祭では、作品の展示やバザー、そして芸能発表会が行われます。ここでは、岩城地区の芸能発表会についてしょうかいします。

 芸能発表会は、子どもからお年寄りまでが楽しみ、地域の人たちとの交流を深めるために行われているイベントです。日本舞踊(ぶよう)や邦楽(ほうがく)、民謡(みんよう)、洋楽などがひろうされます。

 楽しい芸能発表会ですが、大変なこともあります。それは、裏方の仕事です。三味線、琴(こと)、たいこなど重い楽器を運んだり、早着がえをしたりもします。一方、うれしいこともあります。自分たちが発表をするのをたくさんのお客さんが見に来てくれたり、練習した成果を発表できたりすることです。
(写真:芸能発表会で使う楽器や道具)

 実は、わたしも1才くらいのころから、芸能発表会に参加しています。わたしは三味線、琴、舞踊などを発表しています。たくさんの人が来てくれることがうれしいです。お客さんたちは、どんなことを発表するのかと楽しみにして見に来てくれます。これからもそんな芸能発表会を続けていきたいと思います。

【取材協力】
後藤 稔子(ごとう・としこ)さん (1946年生まれ・岩城島出身)
舞踊、邦楽、民謡などの先生

上島町教育委員会

【調査・文章・写真】
2018年度岩城小学校6年生

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