祥雲寺の舟形ウバメガシ
祥雲寺(しょううんじ)は、岩城島・西部(にしべ)地区にあるお寺です。祥雲寺の本堂裏には、舟形(ふながた)ウバメガシとよばれる大きなウバメガシの木があります。
4本の木がつながって、南北10m、東西20mに広がっています。高さは、最大10mあります。真ん中にのびる幹(みき)が舟(ふね)の帆(ほ)のように見えることから「舟形ウバメガシ」と呼ばれています。
樹齢(じゅれい)600年以上と言われていますが、自然に生えたのか、だれかが植えたのかはわかりません。自然の木に、代々人が手を加えて、現在のような形になったそうです。4本の木でできています。現在は、おしょうさんが手入れをされているそうです。
愛媛県の天然記念物に指定されています。
(写真:舟形ウバメガシ)
【取材協力】
祥雲寺住職 沼田 裕章(ぬまた・ゆうしょう)さん
【調査・文章・写真】
2018年度岩城小学校6年生