いわぎ物産センター
「こだわりの特産品で島を元気に!〜いわぎ物産センターの仕事〜」
岩城島(いわぎじま)には、たくさんの特産品があります。例えば、かんきつ類、レモンケーキ、芋菓子(いもがし)、レモンポークなどです。ここでは、レモンを中心とした様々な特産品をつくっている「いわぎ物産センター」のしょうかいをします。
いわぎ物産センターは、1985年(昭和60年)に町と住民が地いき活性化を目的にいっしょに作った株式会社(かぶしきがいしゃ)で、現在は約20人の人が働いています。島の特産品「青いレモン」などをはん売しています。
(イラスト:グリーンレモンマーマレード)
一つの製品を作るのに、開発→製造→はん売まですると、約半年かかることもあるそうです。また、製品には、それぞれ工夫がしてあります。
例えば、パッケージのデザインは種類ごとに統一したり、そのデザインも、デザイナーの人たちと協力して行われていて、たくさんの人たちが関わって作られており、20種類以上の製品があります。
(イラスト:いわぎレモン)
人気製品の一つに「いわぎレモン」があります。この製品は、瀬戸内(せとうち)産のレモンを使った百パーセントのレモン果汁(かじゅう)です。しぼり方は、一個ずつ皮をむいてベルトコンベアのような機械にセットして体積をちぢめながらしぼるやり方です。どうして皮をむくかというとレモンの皮には油がふくまれていて、皮ごとしぼると果じゅうの味が落ちるからだそうです。
いわぎ物産センターのみなさんは、レモンなどの農作物を使うことによって、少しでも農家の人たちを手助けしたいとの気持ちで、岩城島や上島町の産業の活性化のために仕事をされています。
【取材協力】
株式会社いわぎ物産センター
【調査・文章・イラスト】
2017年度岩城小学校6年生