岩城の農業:岡野農園
「野菜やかんきつを育てる〜岡野農園の仕事〜」
岩城島(いわぎじま)は、「青いレモンの島®」として有名ですが、レモンだけでなくたくさんの種類のかんきつや野菜も育てられています。ここでは、トマトやなす、インゲン、かんきつなどを育てている岡野農園をしょうかいします。
岡野農園は、1953年(昭和28年)頃に、岡野洋三(おかの・ようぞう)さんが始めた農園です。野菜とかんきつ類を育てています。今は、2代目の岡野英明(おかの・ひであき)さんが主に仕事をしています。
岡野農園と言えば、あまくておいしいトマトが人気です。あまいトマトを作るために必要なことは、トマトをあまやかさないということです。トマトを見て、水が必要な時にだけあたえるのだそうです。
(イラスト:トマト)
岡野農園の一日は、とても大変です。夏は、早朝6時から作業を開始し、お昼まで働きます。そして、暑い昼間の時間帯に休けいを取り、午後3時から午後7時まで畑で作業をするのです。とても暑い中での作業になるため、氷をせおって作業をします。
とれた野菜は、岩城島では、店や飲食店で売られています。それ以外にも、全国のスーパーマーケットやレストランに出荷されています。主には、今ばりや因島、東京に運ばれます。運ぶときには、きずが付かないように大切に運びます。また、週に3回は因島のスーパーに直接おろしに行っています。
また、岩城地区の学校給食にも、トマトや人参などが使われています。
2代目の岡野英明(おかの・ひであき)さんに農業に対する思いをたずねたところ、「岡野農園の野菜を食べた人達が、おいしいと言ってくれたり、また注文がある事がやりがいです。また、島に必要な仕事だと思ってやっています。」とおっしゃっていました。
岩城島で採れた野菜は岩城港務所内の産直市でも買うことができ、家族でおいしくいただいています。みなさんも岩城島で作られた新せんな野菜を食べてみてください。
(イラスト:野菜をしゅうかくしている様子)
Q.クイズ
岡野農園にはレモンの木が何本植えられているでしょう?
(答えは一番下にあるよ ↓↓)
【取材協力】
岡野農園
岡野 英明(おかの・ひであき)さん(1969年生まれ、岩城島出身)
岡野 加恵(おかの・かえ)さん(1973年生まれ、岩城島出身)
【調査・文章・イラスト】
2017年度岩城小学校6年生
2018年度岩城小学校6年生
<クイズの答え>
約130本