ゆげ海の駅舎ふらっと

■ゆげ海の駅舎ふらっととは
 ゆげ海の駅舎ふらっとは、全国ではじめての海の駅舎です。2017年下弓削港の近くに作られました。

 ヨットやボートの入港(にゅうこう)の手続きをしたり、サイクリストがサイクルステーションとして利用したり、その他の観光客や地元の人たちが立ち寄ったり交流したりできる場です。
(写真:ゆげ海の駅)(写真:ゆげ海の駅舎ふらっとの内部)

■ゆげ海の駅舎ふらっとの設備
 ゆげ海の駅舎ふらっとの屋内には、交流スペースと展望テラスがあり、200円でコーヒーを飲むことができます。フリーWi-Fiでインターネットを利用することもできます。また屋外には、シャワーブース(1回100円)、洗たくコーナー(洗たく機1回300円、かんそう機10分100円)、そして、トイレとライブラリースペース、屋外交流スペースがあります。

 屋内の利用時間は8:30~17:15です。屋外は24時間いつでも使えます。ヨットやサイクリングなどの人だけでなく、町の人も気軽に利用できます。ハロウィンなどの楽しいイベントもしています。(写真:ゆげ海の駅舎ふらっとの内部)(写真:シャワーブース)

■ゆげ海の駅舎ふらっとに関するアンケート
 2021年7月15日から9月15日にかけて駅舎にアンケートボックスを置き、ゆげ海の駅舎ふらっとを利用している方々にアンケートを取りました。63人の方から回答がありました。(写真:アンケートボックス設置中の様子)

 アンケートの結果から、1階の交流スペースと2階の展望スペースが人気だとわかりました。そして利用者の1番のお気に入りポイントは、ここでのんびりできることでした。

 アンケートのコメントをいくつかしょうかいします。

●「ふらっとがあることで、上島ファンが増えている。観光客の新しい玄関口(げんかんぐち)になってきている。町民の利用も増えてきて、町一番の交流できる場になっていると感じている。」

●「スタッフの方が親切で、町のお話も色々と聞け、美味しいコーヒーも飲め、くつろげます。海をながめながら、しばらく読書したりと、ヨットセーリングのとちゅうにゆっくりする時間が持てました。」

●「瀬戸内海の数ある島の中でも、もう一度行ってみたいと思える島は少ないです。しかし、弓削島は自然の美しさ、そして島で暮らす人の親切さに、なつかしい田舎を思い出す貴重な島です。」

●「建物がきれいで機能的、「ふらっと」立ち寄りたくなるスペースです。上島町にこんな居場所があってうれしいです。」

 このようにゆげ海の駅舎ふらっとは、名前のように「ふらっと」立ち寄ってのんびりできるすてきな場所です。

■いろいろな人と出会える場所
 ゆげ海の駅舎ふらっとに行ったり、ゆげ海の駅舎が管理している海の駅の桟橋(さんばし)を散歩したりしていると、弓削島にやって来た優しいヨットマンに出会えるかもしれません。ぼくも、取材をしている時に出会ったヨットマンに、ヨットに乗せてもらいました。その方は、ヨットのそうじゅうの仕方やロープの結び方なども教えてくれました。また、「ヨットのことを好きになってね」と優しく話してくれました。
ぼくは、ゆげ海の駅舎ふらっとでは、町の人だけでなくて、本当にいろいろな人と出会えるんだと思いました。ゆげ海の駅舎ふらっとが弓削島にできてうれしいです。みんなに利用してほしいです。(写真:ヨットマンに乗せてもらったヨット)

※使用料や利用時間は、2022年3月現在の情報です。

【取材協力】
ゆげ海の駅舎ふらっと
※クリックすると、「上島町観光協会」のホームページが開きます。
ピーターセンマシューさん、ピーターセンももこさん

【調査・文章・写真】
2021年度弓削小学校6年生

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